「フィリピン不動産」デベロッパー 一覧【第1弾】
今回は、フィリピンの不動産開発業者(デベロッパー)紹介です!
フィリピンで不動産投資を考える際に肝心となるのは「テナントの集客や立地・値上がり」など多岐に渡ると思いますが、その中の一つで不動産開発業者(デベロッパー)が挙げられます。私共も物件を見る際に、そこの物件がどこのデベロッパーが手掛けているのかを、必ずチェックします。
日本で投資するのとは違い、異国だからこそ不安要素も多いと思い、安心して不動産投資をして頂く為に、重要となるフィリピンの主なデベロッパーについてまとめてみました。
□MEGAWORLD(メガワールド)1986年設立
1990年代より現在まで320件以上の住宅やオフィスビルを含め、フィリピン国内で約560万平方メートルにわたる大規模開発を行う不動産開発業者(デベロッパー)です。
不動産販売で75 % 以上のリピート率を誇り、他のデベロッパーと比べ高水準となっております。プロジェクトは幅広く「カジノ・複合施設・PEZA(経済特区)エリア」の開発も行っており「ボラカイ島やマクタン島」の開発も進めています。
●コンドミニアム
2014年以降のプロジェクトは、質が上がっており
・ケソン市 Eastwood City(イーストウッドシティ)
・パサイ市 Newport City(ニューポートシティ)・Resorts World Casino(リゾートワールドカジノ)
・タギッグ市 McKinley West(マッキンリーウエスト)Uptown Bonifacio(アップタウンボニファシオ)Forbes Town Center(フォーブスタウンセンター)
・セブ・マクタン島 Mactan Newtown(マクタンニュータウン)
・ボラカイ島 Boracay Newcoast(ボラカイニューコースト)
など、国内で15箇所以上のエリア開発を行っております。
●主な物件
等
□AYALA LAND(アヤラランド)1988年設立
1834年創業のスペイン系財閥であるフィリピン最大級の財閥アヤラグループの傘下。アジアで最も古い歴史を持つアヤラグループは、街ごと開発できる力を持ちます。
マニラのマカティ地区はアヤラランドが開発を手掛け、フィリピン人なら誰もが認める最先端都市へと発展してきました。現在では、大型ショッピングモールや高級マンションが立ち並ぶ、国内で最も「地価・物価」が高い区域となっており、1部屋10億円以上の物件までも手掛ける最高峰ブランドです。
また不動産事業だけでなく「水道・通信・銀行・保険・金融」など数多くの生活に関わる事業を行う、フィリピン最大手のホールディングカンパニーで、古い物件でも価値が高く、不動産開発に関わるほぼすべての工程を自社で賄えることが強みだと言えます。
アヤラランドの不動産ブランドには、以下の4つがあります。
・AYALA LAND PREMIER(超高級コンドミニアム)
・ALVEO LAND(高級コンドミニアム)
・AVIDA LAND(中級コンドミニアム)
・AMAIA LAND(戸建て物件)
●主な物件
□SMDC【SM Development Corporation】
(エスエム・デベロップメント・コーポレーション)
フィリピンの小売り最大手「SMグループ」や同銀行最大手「バンコ・デ・オロ(BDO)」などを傘下に収め、フィリピン長者番付で8年連続1位の大富豪ヘンリー・シー氏が率いる、国内最大のコングロマリット(複合企業)SMインベストメンツグループの大手デベロッパーです。
フィリピン三大デベロッパーの一角を占めるSMDCは商業施設と住宅の融合によって、国民のライフスタイルをより豊かなものへと変える、大型複合開発に定評があり、生活利便性に優れた物件を手頃な価格で提供することで知られています。
現在は、マニラ湾岸エリアを「ビジネス・商業・娯楽」の新たな中心地とするべく、アジア有数の規模を誇る人気ショッピングモール「モール・オブ・アジア」を中核とする大規模タウンシップ開発「Mall of Asia Complex」を推進しています。
●主な物件
等
□GeoEstate(ジオ・エステート)
富裕層向けのコンドミニアムを、GeoEstateはマカティのオフィスワーカー向けに、中産階級の給与で手頃な価格の物件を提供したいという思いがあった。そこで発足されたプロジェクトが「GeoEstate Development」の代表作Beacon(ビーコン)です。
CEOのMr. Francisco H. Licuanan IIIによって率いられ、数年前にAyala Landを率いたMiriam Katigbakの支援を受けています。
プロジェクトの数は少ないですが、低価格にも関わらず、ユニットの問題「故障・水漏れ」などが少なく、空室物件はほとんどありません。中産階級がすべての便利さを備えた美しい家を所有できるように、あらゆる細部に注意を払っています。
●主な物件
等
□SHANG PROPERTIES(シャング・プロパティーズ)
1987年以来フィリピンの不動産投資および開発に携わり、1991年にフィリピン証券取引所(PSE)に上場した、Shang Propertiesのホテル事業は、フィリピン全土に5つ、コンドミニアムは5つ、高級オフィスビル1つと不動産開発業者としての存在を確立している。ホテル以外にも「オフィスやモール・住宅開発」まで広がってます。
コンドミニアムは、それぞれレベルが高くホテルのイメージをうまく連動させている、世界でも名高い不動産開発業者(デベロッパー)です。手掛ける物件の高い品質とブランド力に定評がある為、2013年にフィリピンのプロパティアワーズでベストデベロッパーに選出されています。
2010年よりオルティガス地区の都市、マンダルヨンで60階建ての高級コンドミニアム「The St. Francis Shangri-La Place」の建設を手掛けてからは、ホテル、ショッピングモール、コンドミニアムが一体となった大規模な都市開発を進めています。
傘下には世界的に有名なホテルの「シャングリラ」があり、いずれの物件も、上質な雰囲気や高級感が演出されているのが特徴です。
●主な物件
等
□FEDERAL LAND(フェデラルランド)
フィリピンの中では、比較的古い歴史を持つ、1972年創業の不動産開発業者(デベロッパー)で、40年以上における実績があり、フィリピン国内で圧倒的な信頼を得ています。
「GTキャピタルホールディングス」のメンバーであり
フィリピン第二の大手銀行であるMetrobankの100%子会社となっています。
BGCの「Grand Hyatt Residences(グランド・ハイアット・レジデンシズ)」と
Hotelのみ「Bonifacio Landmark Realty(ボニファシオ・ランドマーク・リアリティ)」
という別会社を Federal Land Inc.の傘下で設立し、プロジェクトパートナーには
日本の「オリックス株式会社」と「鹿島建設」が携わった。
2011年にはオリックス株式会社が30%、Federal Landが70%を資本出資する合弁会社を設立し、新興都市であるBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)では
グランドハイアットレシデンズや住宅の開発、リゾート気分を味わえるマニラ湾エリアでは、コンドミニアム・ベイガーデンクラブ&レシデンス、ホテル・シックスセンスリゾートの開発が行われています。
●主な物件
等
□Vista Land(ビスタ・ランド)
フィリピンの主要な住宅建設会社であるVista Landは
郊外にモールも含めタウンハウスなどのプロジェクトを多く抱え、様々な所得層の顧客に幅広い住宅商品を提供しているが、都心のプロジェクトは少ない。
地方都市(ビサヤ地方・ダバオ市・ミンダナオ地方etc..)
での開発に、強みがあることで知られており、フィリピン証券取引所上場の大手デベロッパーです。
同社は、100以上のエリアで30万戸超の住宅を供給しており、フィリピンのデベロッパーの中でも5本の指に入る豊富な実績を誇っています。
低価格物件では約6割のシェアを握っており、国民的ブランドである「Camella」や「Communities Philippines」など低価格ブランドが主力です。それ以外にも、中間層向けブランド「Crown Asia」、高級ブランド「Brittany」、コンドミニアム・ブランド「Vista Residences」なども展開しています。
●主な物件
等
いかがでしたでしょうか?
フィリピン不動産について調べたことある方や、何度か行ったことがある方にとっては、聞いたことがある名前が多かったのではないでしょうか?
また、日本の有名企業が資本投資しているデベロッパーなどもあり、どこか親近感を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。フィリピン不動産への投資を考える際に「デベロッパー」はどこなのか?と確認し、どんなところだっけと、こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。
【デベロッパー 一覧 】第2弾もやっていきますのでお楽しみに!