フィリピン現地 '生' 情報発信

現地に住む日本人に聞いてみた!気になるフィリピンの生活 Q&A

フィリピンに実際に行く、住むとなったときに、気になることはたくさんありますよね。気になることが多くても、それをどう解消していけば良いのか、分からず、迷われる方も多くいらっしゃいます。ですが、そういう時は実際に現地に住んでいる日本人の意見を聞くのが一番です!

今回は、「気になるフィリピンの生活 Q&A」と題しまして、実際に今フィリピンに住んでいる日本人が包み隠さず、質問にお答えします!今回、答えてくれたのは移住コンサルタントの上野です。

メトロ・マニラの様子

Q1.フィリピン人の国民性は?

A1.明るい方が多いですね。しかし、初対面はシャイかもしれません。良く言えばフレンドリー、悪く言えば馴れ馴れしいので、もしかしたら戸惑う方もいると思います。物の扱い方に関しては適当ですね。フィリピン人は高い買い物(自動車など)じゃなければ、安いものを選びます。安いものはすなわち、壊れやすくもあります。壊れやすいものは丁寧に扱っても、壊れやすいため、フィリピン人は物の扱い方が雑になりがちと聞いたことがあります。ちなみに私は掃除機を1回使っただけで壊れてしまいました。買い物をする際は、金額じゃなくブランドで選ぶのもありですね。

Q2フィリピン人は時間にルーズ?
A2.人にもよりますが、待ち合わせに遅れてくることもよくあります。なので、心は広くないとやっていけないと思います。カフェやレストランでコーヒーをオーダーしても10分かかったこともあります。せっかちな方にはその国民性に慣れるまで大変かもしれませんね。

Q3治安はどうですか?
A3.地域にもよりますが、日本と比べてしまうと良くないですね。自分自身、経験はありませんが、友人や知り合いが置き引きにあったり、財布や携帯を盗まれたということをたまに聞きます。なので、日常的に治安は悪いといえるかもしれません。ただ、メトロ・マニラのBGCエリアは大変治安が良いです。治安の格差が激しいのも途上国ならではですね。

フィリピンのソウルフードjolibee、飲み物もついて200円くらいです

Q4.物価はどうですか?

A4.

①食事

レストランは1食500-1500円くらいで食べることができます。きれいなお店でもそこまで高くありません。フィリピンのローカルフードはかなり安く、1食150円くらいで食べることができます。ファストフードもボリュームのあるセットで400円弱くらいなので、日本よりも変わらないか安いくらいですね。その他に、フルーツやパン、お米も安いです。日本米はフィリピンのなかでは高いですが、日本と比べると、そこまで高いという印象はありませんね。

②電化製品

日本は電化製品安いですよね!日本人の方の感覚だとそこまで高くないと思いますが、フィリピンでの日本の電化製品は高級品なイメージです。ただ、洗濯機とか電子レンジなど、種類は少ないですね。有名ブランドなら壊れにくいですが、聞いたこともないブランドだと質は落ちます。

③日用品(トイレットペーパーやシャンプーなど)

何もこだわりがなく、気にしなければ、フィリピンの方が安いです。シャンプーなどの日本のブランドはフィリピンだと高くなってしまいます。そういう意味では、もしかしたら日本の方が安いかもしれません。

④家具

3人がけのソファーが最も安くて18000円くらいで購入できます。すごく安いですね。ただ、種類は少ないですし、値段もクオリティもぴんきりです。

⑤美容関連

床屋は150円くらいで切ってもらえます。細かい指示をすれば、髪形も要望通り切ってくれます。美容院でも1000円でカットしてもらえ、高くても、2000円くらいです。マッサージやネイルサロンも日本より安いですね。

Q5.携帯電話料金は?

A5.携帯電話自体も安い(中古も出回っている)し、通信費も安いです。固定のインターネット料金は日本とさほど変わりません。フィリピンでは、

・GLOBE

・SMART

・SUN

この三社が携帯電話会社として有名です。ちなみに、マニラに来るのであればGLOBEが一番つながりやすく、おすすめです。

フィリピンで購入した携帯電話

Q6フィリピンにも学割はありますか?

A6.フィリピンにも学割、シニア割はあります。映画、バス、レストランなどで使えます。

Q7インフラはどうですか?

A7.電車はマニラにはありますが、駅は少ないです。路線は3本通っています。フィリピンは車社会ですが、タクシーが安いのでご安心ください。初乗りは30ペソで約70円。タクシーの深夜料金はありませんが、時間帯によって、道路が混むので7:00-10:00、17:00-20:00は運転手がチップをくれと言ってくることがあります。なので、もし日本からフィリピンに来るなら、お昼くらいの時間帯がお勧めです!

また、旅行者はぼったくりにあいやすいので、気を付けましょう。空港などで、向こうから声かけてくるのはまずアウトです。そして、フィリピンは何においても日々、交渉です。ショッピングモールなら無理ですが、ストリートマーケットのような露店やタクシーなら交渉する価値はあります!

マニラ市内の電車

Q8.雨季と乾季はどのくらい変わりますか?

A8.気温はそんなに変わりません。年中暑いです。ただ、雨季に雨が1日中降っていることもほとんどありません。数時間スコールが降る程度です。日本の梅雨とは全然違いますよね。台風も年に一回か二回くらい来ます。台風でフィリピン国内線の飛行機が8時間遅れたこともありますし、台風による停電でエレベーターが使えず、28階から1階まで階段で降りたこともあります(笑)停電が復旧するにも少し時間がかかります。また、車社会ということもあり、自然災害による、道路などの復旧作業は都会であればあるほど速い印象があります。

Q9.ネットでは、若い人や子供が多いとの情報がありますがこれは本当ですか?

A9.ネット上の情報とほぼ等しいです。若い人が多すぎて、お年を召した方をそこまでお見かけしません。不動産の観点から申し上げると、若い層が増えると、働き手が増え、人件費も安くなります。人件費が安いと、外資の参入が多くなり、サービスの向上につながります。それにともない、物価も上がり、賃金も上がります。賃金が上がると、ローンを組みやすくなり、不動産を購入もしやすくなります。このように、その国の年齢層や経済状況を知ることは不動産購入においても大切ですね。

Q10.実際、現地に住まれていて、生活はどうですか?

A10.不自由はそこまでしていません。日本の生活用品店や食料品店もありますので、食事にも苦労しません。医療面に関しても、ご自身の状況にもよりますが、比較的大きな病院やクオリティが高い歯医者もあるので、安心していただけるかと思います。ショッピングモールも多くあるので、買い物もしやすいです。道路の清掃さんがいる。公園も自販機も少ないため、市内にあるごみ箱の数は日本より少ないです。学校などの教育機関の授業自体は英語なので、英語のスキルは身につくかと思います。また、タガログ語が話せなくても生活で困ることはほとんどありません。ただ、田舎やローカルすぎるところにいくと英語は通じないかもしれません。フィリピンに限ったことではありませんが、携帯電話の契約などで日本と仕組みが違うところがあるので、注意しましょう。

フィリピンで優雅な時間をお過ごしください♪

いかがでしたか?フィリピンの印象が変わった人、そうでない人いると思いますが、少しでもお役に立てたなら幸いです。フィリピンは時間の流れがゆったりしているので、まるでヨガをしているかのような優雅で、穏やかな生活が送れるかと思います。何かわからないこと、不明点等ございましたら、お気軽にご相談ください。

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フィリピン、ボラカイ島のホワイトビーチ

メトロ・マニラ BGCエリアからの見える空