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次のフィリピン大統領は誰になる!?最新フィリピンニュース

こんにちは。インターン生の蓮池です

現在、フィリピンでは連日のように、2016年5月に投票される大統領選についての報道がTVなどで放送させています。それは、今後のフィリピンの動向を左右する重要なイベントだからです。

今回は、今の大統領選の動向を少しご紹介したいと思います。

 

フィリピン大統領選

※Tropa Society Officailより

 

さて、現在のフィリピン政権の評価は、大手の国際格付け機関も信用格付けを上昇させているほど、国内政治は安定していると判断されています。それはアキノ現大統領が公約に掲げていた「汚職の撲滅」「財政健全化」などを実行に移して、国民の高い支持を得ていることも原因の一つと言われています。それは、大統領再選が禁止されている憲法を改正しようという声もあるほどです。

今後の新しい大統領により、フィリピンの経済状況はどうなるのでしょう・・

フィリピン大統領選、立候補者締め切り!

2016年5月の大統領選に向けて、立候補の受け付けが10月16日で締め切りとなりました。COC(選挙管理委員会)によると、130人!が立候補したとのことです。
しかし、その後事前審査が行われ、最終的には数人に絞られます。

有力な候補社を3名ご紹介

 

①グレース・ポー

グレースポー

※Tumblrより

国民的な映画俳優の養子で、世論調査では最も人気が高い方です。大きな経済成長を実現させた現アキノ大統領の経済成長重視の路線を引き継ぐと表明しています。しかし、政治家としての経験不足を指摘する声もあります。現地では、ポー氏にはフィリピン国籍・在留権がない(彼女が孤児であったため、フィリピン人の父親もしくは、母親から生まれたかどうかは確認できない。よって彼女はフィリピン国籍とは認められないという主張)として、大統領選の立候補資格の剥奪を要求しているとの報道がありますのでどうなるかは今後注目したいところです。

 

②マヌエル・ロハス

マヌエルロハス

※INQUIRER.netより

大統領を祖父にもち、同じ自由党に所属するアキノ大統領の指名を受けて立候補しています。支持率はポー氏と比べて低いが、現在の政策を継続させたいと考えている政府は、ロハス氏に対して様々な支援策をうつであろうと言われていいます。ちなみに、前回の大統領選では、副大統領選に出馬し敗れています。

 

③ジェジョマル・ビナイ

ジェジョマルビナイ

※twitterより

現副大統領であるビナイ氏は地方や貧しい生活をしている人々からの支持が強く、積極的に全国で活動を行っております。貧困問題を抱えてるフィリピンにおいて、ビナイ氏自身が貧しい家庭で育ち、弁護士から政治家へと転身した背景も人気をささえていると言えるでしょう。しかし、今年に入って、汚職疑惑が持ち上がり支持率が低下しています。

 

各候補の政策内容と支持率

各候補の主な政策をまとめますと、

①ポー氏・・・現アキノ政策路線継続貧困対策・インフラ整備を強調(若者・女性の支持が強み)

②ロハス氏・・現アキノ政策路線継続を強調(アキノ支持者からの支持が強み)

③ビナイ氏・・貧困対策を強調(地方や貧困層からの支持が強み)

 

9月のGMA ONLINE NEWSの支持率の発表では

フィリピン大統領選 支持率

※GMA NEWS ONLINEより

①ポー氏・・・26%

②ロハス氏・・・20%

③ビナイ氏・・・19%

となっております。

 

2016年の5月に投票ですので、まだまだ優劣はつけらないようですね。

フィリピンでは、連日のように各候補者についての報道がなされていて、日本よりも国民の政治に対する姿勢が積極的なような印象を受けました。
しかし、スキャンダルを持ち上げて相手の評判を落とそうとするのは万国共通のようです。

アジアで高い経済成長率であるフィリピンの今後を左右する大統領選。
今後も注目していきたいと思います!!