フィリピン、GDP成長率7%に上昇
今回はフィリピンの経済ニュース第四弾をお送りいたします。
フィリピンのGDP成長率は7%に上昇しました。
2017年の時点で今年のGDP成長率は6.7%に上回ると予想されていましたが、それを上回る数値となりました。
ウォレスビジネスフォーラムは、「今年は家計支出や投資を背景に、
景気はさらに拡大する可能性がある。
この動きはフィリピンが引き続き7年連続でアジアの新興市場経済圏の中で、
最も優れた結果を出せることを意味し、
今年の中期には貧困削減目標を達成するだろう。」と指摘しました。
同社はまた、このGDP成長率の上昇について「同国の輸出産業のインフラ支出と能力拡大によって支えられるだろう」と述べました。
輸出率は2017年から、勢いを緩めると予想されていましたが、実際は今もなお世界平均を大きく上回る結果となっています。
これは世界の増え続ける需要に対応するような生産力のが理由となっているそうです。
さらに今年、建設、製造産業部門は、再び急成長し、
サービス部門では、銀行、輸送、貿易、およびヘルスケアの分野において大幅な利益を出すと予想されています。
一方、過去2年間で低水準を記録した農業部門は2018年には過去3年間の平均増加率に近づくと見込まれているそうです。
GDP成長率が上昇することによって、フィリピンの発展に期待できますね。