ドゥテルテ大統領、10億ドルの新しい都市を建設することを発表
今回は、フィリピンの経済ニュース第二弾をお届けします。
第二弾はマニラの新都市についてのニュースです。
ドゥテルテ大統領は、マニラの交通渋滞を緩和するため何千万人もの公務員がマニラから旧米軍基地に建設されている新都市に移ることを発表しました。
国営基地交換開発局のヴィンス・ディゾン社長は「マニラの外に新しい繁栄都市を建設することがビジョンであり、政府機関をニュークラークシティに移す予定だ」と述べました。
このプロジェクトは、マニラの郊外にあるオフィスを分権化することにも繋がるようです。
行政センターでは、災害発生時でも、しっかりと機能する政府機関の開発や、2019年に行われる予定の第30回東南アジア競技大会の会場となる競技場の建設も計画しているそうです。
また、ニノイ・アキノ国際空港の停滞混雑を防ぐために、クラーク空港を2020年までに拡張することも予定しており、年間1,200万人の旅客と、週240便から倍増させる国内線の数にも対応できるようにしたいとドゥテルテ大統領は述べています。
マニラのほかに繁栄都市を作ることによって、人口や政府機関もマニラの他に依存せず、さらなる発展が期待できますね。