物価は安いのに消費税は日本より高い!? フィリピンの税事情
突然ですが、日本の税金って高いですよね。
2014年4月に消費税が5%から8%に増加しただけではなく、
今後は10%にも上昇しそうですね。
そこで『海外ならきっと税金安いから海外投資って良いかも~』って思われている方、
フィリピンの税金って気になりませんか!?
旅行でフィリピンに行ったときには
フィリピンの観光ガイドを読んでみても、さすがに詳しくは載って無いですし
ガイドさんに聞いても日本との違いがイマイチわからないと思います^^;
ということで、税金についてちょっと調べてみました!
フィリピンの税金は大きく分けて
①国税(National Tax)
②地方税(Local Tax)
③市・自治区税(Municipalities Tax)
の3つに区分されます。
直接税と間接税に分けてみると、このようにまとめることができます。
それでは、代表的な4つの税金についてご紹介させていただきます。
A.所得税
所得に応じて支払う税金です。
フィリピン国籍の方の個人では 5%~32%の累進税率ですが、
外国籍の非居住者は一律25%です。
日本は所得に応じ5%~40%所得税が課せられます。
物価はフィリピンの方が比較的安いため、
フィリピンの方が支払う額が比較的少なめです。
B.付加価値税
付加価値税(VAT:Value Added Tax)とは、
フィリピン国内における付加価値を課税対象とする税金であり、
以下のような特徴を有しています。
・物品、サービスの消費に対して課される間接税である
・税金の負担者は最終消費者である
・中間業者は税負担しないが、納税義務を負う
・毎月申告、納付する義務がある
日本における消費税のように、フィリピンにおいても物品の販売、
役務の提供にあたって、原則として12%の付加価値税が課税されます。
C.固定資産税
2~2.5%
(評価額に対し、3,6,9,12月の年四回に分けて納税、
まとめて支払った場合、納入時によって
10%~30%の割引があります)
ちなみに、中古物件を購入する際の税金は
1.registration fee(登録費用) 0.5%
2.transfer fee (譲渡税)0.75%
3.documentary stamp tax (印紙税)1.5%
4.登記費用 1%
の合計3.75% かかります。
フィリピンに対して税金を払ってでも
不動産投資をする魅力な点は
国の将来性、可能性だと感じています。
フィリピンは急速に経済成長しています。
2015年のフィリピンの経済成長率は日本の約6.41倍です!!
(フィリピン:6.71% 、日本:1.04%)
フィリピンの平均年齢は23歳。
日に日にインフラが整備され、より便利な街に進化していくことでしょう。
また、フィリピン不動産は
1平方メートルあたりの平均単価で
香港の約7分の1
東京の約4分の1 が目安だそうです。
成長性・若さ・利回り等
今後のフィリピン成長に乞うご期待です。
読んでくださりありがとうございます。