【フィリピンの危険度】 2016年現在の治安や環境をまとめてみました
語学留学等でフィリピンに行く人が増えてきました、しかし、危ない国と認識されているフィリピンに行くのは大丈夫なのか。治安は良いのか?などの疑問を持っている人も多いと思います。
そんなフィリピン生活についてあえて良くないところをまとめてみました。
銃社会
街中での危険
・強盗・ひったくり等
昔から続いている強盗やひったくり事件。経済成長期のフィリピンでも、貧困な人たちは少なくありません。一番事件が多い地域は、マニラやマカティといったビジネスやお金が多く動きまわっている都会です。地方でお金が無い人が都会に出るというのは日本もフィリピンも同じ。特に繁華街やスラム地域近くのエリアは気をつけましょう。
最近ではお金はもちろん、スマートフォンやタブレットも狙われています。ジプニーや路上で使うのは控えましょう。
Mac smartphone tablet IPad
・置き引き・すり
強盗やひったくりよりも起きやすい置き引き・すり。特に人混みが多い時に発生しやすいです。加害者は大人から子供まで幅広くいます。特に子供には注意しましょう。私の経験談からですと、歩いてたら集団で子供たちが寄り集まってきて、身動きを取れなくします。一人の子が話を向けるように集中させ、別の子供が鞄のチャックやズボンのポケットを漁り、お金や貴重品を盗みます。
銃社会ですので強盗などに出くわしてしまったら、貴重品を差し出すしかないので人通りの少ないところへは立ち入らないことをお勧めします。
Group meeting
・タクシー
世界一安いタクシー。だけど、トラブルも世界一多いのがフィリピンのタクシーです。旅行者を狙ったぼったくりタクシーも多いです。しかし、夜の移動などは安全、且つ早く目的地に着きます。ドライバーには覚せい剤を吸っている人やメーターを使わない人、メーターを改造している人などがいるようです。(私はあまり見かけませんが)トラブルが無いよう知識を得て乗りましょう。
生活での環境
・飲み物
飲料水はミネラルウォーターを購入しましょう。水道水を飲むとお腹を壊します。
・食べ物
レストランやスーパーマーケットの食材は比較的安全です。ただ、路上の飲食店での飲食はなるべく控えましょう。また、火がよく通っているのかを確認しましょう。生は大変危険です。現地向けの食事は自分で判断して少しでも違和感を感じたら口にしないように。
豚の丸焼き レチョン
・トイレ
基本便座がない洋式タイプです。紙も流れないです。そもそも公共のトイレに紙は無いです。高層ビルの中のトイレやコンドミニアムなどの最新の建物は便座や紙が流れる現代的なトイレは増えてきています。ショッピングモールやデパートのトイレなどでは念のためテッシュを携帯することをお勧めします。因みにローカル地域に住んでいる現地の人は桶の水でお尻を洗うのが普通です。
・エアコン
フィリピンでもエアコンの普及が進んできました。お店やバス、事務所、最近ではジープニーにもエアコンが付いています。ですが、エアコンの温度は16℃や強風に設定していますので長時間あたると非常に寒いです。軽く羽織れるものを持参しておくことをお勧めします。
富士山と忍野八海
・WiFi(インターネット)環境
電話もなかなか繋がりにくい環境で、WiFiも繋がりにくいです。ただフィリピンのどこにいようが日本よりも無料WiFiはたくさんとんでます。空港はもちろん、駅やショッピングモール、コンビニや飲食店なども無料WiFiが使えます。一番はポケットWiFiルーターを使用するのが無難でしょう。
・電気・ガス
フィリピンには都市ガスのような設備はありません。自身でプロパンガスを購入します。フィリピンの一ヶ月の電気代は約1500ペソから3000ペソ(現在のレートで3750円〜7500円)。昼間でも暗いので照明をつけたり、扇風機やエアコンを付けっぱなしにすると、電気料金は上がりますので、なるべく節電を心がけましょう。
フィリピン ペソ
フィリピンでは、だいたいの物は手に入りますが、クオリティが低い。停電がある。使いづらいなど、まだまだ未発達なところがたくさんあります。しかし昔と比べればかなり良くなりました。日本でも危険な場所や人は存在するのですが普通の生活で関わることは少ないと思います。それは情報をもっているからです。海外でも同じ事ですが情報をすべて把握することは困難です。自分の身は自分で守る。そのような意識が必要です。
最近(2016.4)のニュース
フィリピンは大統領選挙の真っ只中です。大統領が変わればその組織もガラリと変わる。経済発展成長期のフィリピン、この大統領選挙でどう動くのか。今後が楽しみです。